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2010年12月31日

エストニア三国初のユーロ移行開始


4,5年前から話題に上っては延期、上っては延期を繰り返していた、バルト三国のユーロ導入はエストニアからいよいよ2011年新年早々始まる。
1992年6月にそれまでのソ連の貨幣ルーブルからエストニア・クローンに移行されて以来18年半、1ユーロ=16.64クローンの固定相場で守られてきたが、 世界不況の中にあってもユーロ導入を実施出来たのは、エストニアが比較的健全な経済状態を保ってきた成果だと言えよう。事実、Democracy Indexで33エストニアは 33位にランクされている。ちなみにリトアニアは41位、ラトビアは48位。
今後国民の生活にはどのように反映するのか、物価はどうなるのか、旅行者にとって有利に働くのどうか、注視していきたい。
クローンからユーロへの変換は1月1日より2週間かけて行われ、15日以降はユーロのみの使用となる。 ただし、6月までは手持ちのクローンを手数料なしでユーロに変換してもらえる。以後交換場所が限られてくる。

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