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2010年11月18日

ラトビア、建国92周年を祝う


Ka-rlis Ulmanis  ラトビアは11月18日、建国記念日を迎えた。
 1917年2月、ロマノフ王朝が崩壊、その後レーニン率いる ボリシェヴィキ党が台頭しはじめ、11月にはソビエト連邦の樹立へ、と続いて行ったロシア革命の後 ウクライナとの戦争で敗れたソビエトは、1918年3月3日、ボリシェヴィキ政府とドイツを元とする中 央同盟国との間でブレスト・リトフスク講和条約を締結した。これによりロシアは第一次世界大戦か ら正式に離脱し、ラトビアなどロシア周辺地域の権利をすべて放棄することとなり、ラトビアはドイ ツ帝国に割譲された。そして11月13日第一次世界大戦が終わりを遂げ、政治的に空白状態になると18 日にはラトビア人民会議は独立を宣言、カールリス・ウルマニス(写真)が暫定政府の代表となった。

11 月18日は独立を宣言した日を祝して建国記念日となっており、1918年から数えて今年は92周年という ことになります。ちなみに旧ソ連からの独立は独立回復とされており、同じく独立回復を宣言した日、5月4日をその 記念日としています。

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