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ラトビアは11月18日、建国記念日を迎えた。
1917年2月、ロマノフ王朝が崩壊、その後レーニン率いる
ボリシェヴィキ党が台頭しはじめ、11月にはソビエト連邦の樹立へ、と続いて行ったロシア革命の後
ウクライナとの戦争で敗れたソビエトは、1918年3月3日、ボリシェヴィキ政府とドイツを元とする中
央同盟国との間でブレスト・リトフスク講和条約を締結した。これによりロシアは第一次世界大戦か
ら正式に離脱し、ラトビアなどロシア周辺地域の権利をすべて放棄することとなり、ラトビアはドイ
ツ帝国に割譲された。そして11月13日第一次世界大戦が終わりを遂げ、政治的に空白状態になると18
日にはラトビア人民会議は独立を宣言、カールリス・ウルマニス(写真)が暫定政府の代表となった。
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月18日は独立を宣言した日を祝して建国記念日となっており、1918年から数えて今年は92周年という
ことになります。ちなみに旧ソ連からの独立は独立回復とされており、同じく独立回復を宣言した日、5月4日をその
記念日としています。
祝典大統領スピーチ映像を見る。
建国記念日関連映像を見る。