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2007年3月3日

2007都民芸術フェスティバルにエストニア出身現代舞踊ダンサー、
テート・カスク氏出演

都民芸術フェスティバルチラシ

まことに残念なことに、2月10日、Teet Kask氏は来日を
前にアキレス腱損傷のため来日を断念したとの報告が
ありましたので、お知らせいたします。またの来日をご
期待ください。


エストニア・パルヌ市出身の現代舞踊の第一人者
Teet Kask氏が、舞踊家石黒節子さんの声掛けで初来日
し、都民芸術フェスティバルで日本のダンスカンパニーと共
演する。作品はダンテの「神曲」に取材した、石黒節子作
品「神聖なる喜劇」。Kask氏は主人公ダンテに地獄を案
内する詩人、ウィリギリウス役として登場。劇の物語性に
加え、エストニアと日本のコラボレーションが光る作品に
なりそうで、期待がかかる。

プロフィール
Teet Kask  ダンサー・振付家・演出家・プロデューサー
1968年エストニア、パルヌ市出身。10歳の頃よりタリン市の
バレー学校で学び、18歳でエストニア国立オペラバレエ劇場
に所属した。3年後ストックホルムの王立スウェーデン・バレ
エ団に移籍、さらに翌年オスローにて国立ノルウェーバレエ
団のメンバーとなり、数々の主役を演じ名声を得て現在に
至っている。96年からは振付家としても活動を開始し、
99年には98/99シーズンの創作活動に対して、「Ballet International/ Tanz Aktuell International」の評論総覧から「傑出したダン サー」とのタイトルを与えられている。 また同年、自身の振付作品「Ursula X」はパリで開催された国 際振付コンクールで最終審査に残った。ロンドンシティ大学お よびラパンセンターで芸術振付修士を修了。古典の美学を代表< するクラシックバレエと自由な表現を有するモダンダンスとを融 合する個性的なアーティスト・振付家・指揮者である。

Teet Kaskのホームページを>見る。(英語版)

石黒節子  舞踏家・振付家・研究者
1974年より毎年リサイタルを開催し、85年、87年文化庁芸術祭賞受賞。89年度文化庁と 区別化件芸術家在外研修員、93年度文部省特別派遣在外研修員として欧米を歴訪。海外 公演をミラノ、ボンベイ、北京、上海、ソウル、ロンドン、パリ、ドレスデン、ベルリン で開催。
現在、国際宇宙ステーションでの「飛天の舞」を準備中。御茶の水女子大学客員教授。 これまでに、江戸や日本近代文学、古典の源氏物語に取材しながらも西洋的感覚にも通じた 「札」「羅生門」「GENJI」といった代表作は特に評価され、絵画でも好評を得ている。

都民芸術フェスティバル現代舞踊日程

都民芸術フェスティバルチラシ裏
日時  3月2日(金) 18:30開場 19:00開演
      3月3日(土) 14:30開場 15:00開演
      (Teet Kask氏の出演予定は3日)
会場  東京芸術劇場 中ホール (豊島区西池袋)
チケット料金  4,000円(全席自由)
お申し込み  Dance Hexagon 池田
       Tel&Fax:03-3916-9155
       Emai: DanceHexagon@aol.com
       BalticNet.jpで見たと申し出てください。

パフォーマンス
「神聖なる喜劇」のほか、ユーモラスなダンスの「かもめ食堂」、スペイン舞踊による「Luz de la Luna」も同時上演します。

都民芸術フェスティバル公式ホームページはこちらから。
現代舞踊部門公式ホームページはこちらから。

 
テート・カスク紹介チラシ
Download [PDF 133KB]